「国際交流フェスティバル2017」が11月12日に富山駅とCiCビルで開催され参加した。

 富山駅一階の自由通路と2階の多目的デッキには、各国紹介ブースがあり、主催者が作成した「お礼のことばコレクション いろんな国のありがとう」という用紙を渡された。そこには「『ありがとう』ってなんていうの?」「ことば」「くに」を国ごとに順番に記載できるようになっており、30カ国を駆け足で回った。

 韓国は「カムサハミダ」の「カムサ」は「感謝」のハングル読み。中国の「シエシエ」(謝謝)」も同じ。さすが漢字文化圏で同根だ。オランダの「ベダンクトゥ」はドイツ語の「ダンケ」から来ており、ノルエゥーの「ツーセンタック」の「ツーセン」は「サウザンド(千)」のことで、一回の「タック」(感謝)だけでは足らず千回も感謝しているという言い方が慣例のようだ。ハンガリーのモニカさんが「けせねむ」とひらがなで読み方を併記してくれたのは、「KOSZONOM(3つのOにはウムラウトがつく)」。モルドバの「ムルツーメースク」を教えてくれたのは、私の事務所に来訪歴のある会社社長で、久しぶりとあいさつをした。アルバニアの「ファレミンデリット」を教えてくれたのは、アルバニア人の姉と弟だった。

 マレーシアのマレー語もインドネシア語も「テリマカシ」と同一だ。タイのタイ語「コープンクラプ」とカンボジアのクメール語「オークン」は文字の形が似ている。3年ほど前にタイ訪問を前にしてタイ語学習に挑戦したが文字に馴染めず断念したことを思い出した。ミャンマーの「ジェイズーデンバデー」の文字も丸っこいところがタイ語やクメール語に似ている。ベトナム語の「タンオン」は短く分かりやすい。ネパール語の「タンネバード」は英語のアルファベットで、モンゴリアンの「バヤララ」はア段の字だけで温かさを感じる。

 インドのベンガル語「ナマステー」を教えてくれたのは以前にも国際交流フェスティバルで会ったセンさんだった。パキスタンのブースで、唯一知っているウルドゥー語「アッサラームアライクム」(こんにちは)と声を掛けたら、良くご存知ですねと驚いてくれ、「シュクリア」を教えてくれた。エジプトのアラビア語「シュクラン」とよく似ている。ウルドゥー語もアラビア語もアラビア文字を使用している。

 イギリスは、オーストラリア、トリニダードトバゴ、ジャマイカ同様、もちろん「サンキュー」だが、イギリスはイングランドでなくUKであると初めて知った。ベナンはフランス同様フランス語の「メルシー」とフォン語の「アバイバオウ」。カナダは「サンキュー」と「メルシー」を使う。ブルキナファソはモレ語「バルカ」、ガーナはアカン語「ミダーシ」、ブラジルはポルトガル語「オブリガード」で、パラグアイはスペイン語の「グラシアス」だ。2時間で世界一周を満喫できて、「ありがとう」(日本語)。